水循環に関する研究
水質水文学とは、地表近傍の水循環に水質汚濁物質の挙動を加えた、物質循環を考える学問です。水は、地球上のほとんどのものを溶かすことのできる不思議な物質です。水質汚濁とは、水循環に伴う物質循環が局所的に損なわれた現象です。現在は、宍道湖周辺のいくつかの河川で、さまざまな物質を溶かした水の「ささやき」に耳を傾けています。
武田育郎
水質調査をするゼミ生
ひとこと
モラトリアムの大学4年間は、自己を見つめ直す絶好の期間でもあります。就職担当をしていますが、最近の就職戦線では「自己分析」が重要なキーワードです
水は人々の生活に欠かせない要素の一つです。そしてその水は周辺の環境によって良くなったり悪くなったりします。それは質だけでもなく量だけでもありません。水の質や量を健全に保つためには,周辺の環境と水利用とのバランスをとりながら保全や開発をする必要があるといえます。ここでは地域環境問題に関連したフィールド調査,データ解析や考察を通して,主に日本の原風景である中山間地域や農村地域での水利環境について考えていきます。
宗村 広昭
佐藤 裕和
自然的存在でもあり、社会的存在でもある「河川」を対象に研究活動をしています。川は私たちに恵みや災害をもたらしますが、そのいずれかの側面だけを見ていては川の本質をつかむことはできません。まずは地形図を手に取って、身近な川を歩いてみましょう。どんな川でも個性が見えてくるものです。研究テーマは、川に関連していること色々です。
ひとこと
遊びも勉強も休憩も、精一杯してみましょう。大学生活を精一杯楽しんでください。
簗場での収穫