地域工学コースでは、農村地域や中山間地域の有する地域資源(水と土と社会基盤)を有効に活用することによって、地域の豊かな環境(生産環境・生活環境・自然環境)を創造し、管理し、そして保全するための専門的な基礎学力と技術を身につけた人材を養成することを目的としています。また、倫理観や建設的なコミュニケーション能力、与えられた制約の下で解決方法を探索する能力の向上にもつとめています。

このようなことから、本コースでは次のような人を求めています。

(1)「地球規模の環境問題と持続可能な開発の調和」という今日の重要課題を解決することに意欲を持てる人。

(2)数学、物理学、生物学または化学、および情報処理に関する基礎知識と、地域資源の有効活用に資する水環境、土壌環境、基盤環境に関する専門知識と技術を修得し、これらを将来の社会貢献に活かしたい人。

(3)人文科学を含めた諸科学の学習の中で、科学技術を応用することに関する自律した倫理観と建設的なコミュニケー能力を養いたい人。

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